事故車・水没車の買取

「事故車・水没車って
買い取ってもらえるの？」

と疑問に思われている方も多いと思います。

いきなり答えになりますが
事故でボロボロになった事故車でも
水没して内装がだめになった水没車でも
買い取ってくれる業者はあります。
事故車を専門に扱っている買取業者があります。

ただし、事故車の定義を勘違いしている人がいます。

「そもそも事故車ってどのような状態の車のことをいうのでしょうか？」

事故車というのは、
下記の3つの条件を満たした車です。

このような車を「事故車」といいます。
よってぶつけてバンパーが凹んだとか
壁に擦ってボディに深い傷がついたという場合は、
事故車専門の業者ではなく、普通の買取業者に売りましょう。
その方が高く売れる可能性が高いです。

事故車専門買取業者が
なぜ壊れて動かない車を買取ってくれるかというと

自走できず車の機能をなくしていても
パーツとしての価値があるからです。

車は、約２万点の部品で成り立っています。
電装機器、タイヤ、ホイール、パーツなど、
海外で需要があったり、修理に使用できるパーツは、価値があります。

事故車というのは、
外観の派手なぺしゃんこ状態に目がいってしまいますが
重要なのは、内部のパーツなどが使えるかどうかです。
ですからひどい状態でも、意外な値段がつくこともあります。

事故車の条件に当てはまるなら
事故車専門の買取業者に依頼しましょう。

また事故車を
買取ではなく、下取りに出してしまうと
価格はつきません。

廃車手続き費用として逆にお金を請求されることがあるので
下取りは、やめて、事故車専門の買取業者に依頼しましょう。

修復歴のある車について

次に事故をして修理をしている
修復歴のある車についてです。

こちらについてもよく勘違いされているのですが
修復歴のある車というのは、

のことをいいます。

ですから事故をしたことがあっても
それは、大きな事故の場合だけです。

軽い接触くらいだったら多くの場合、
、修復歴のある車に含まれないので、
修理してあれば査定でもマイナスされません。

しかし修復歴がある車は
どうしても査定額が大きく下がってしまいます。

過去に事故をして、フレームがゆがんだり、
修理費で数十万円かかったような車は、
大幅な減額をされると思っておいたほうがいいです。

目安として、２０％ダウンと思っておきましょう。
１００万円で売れる車が８０万円になってしまいます。

特にお金持ちが好む、高級セダンなどは、
修復歴があるだけで拒否するお客さんもいるので
修理歴のある高級車は、さらに査定額が下がりやすいです。

せっかく高い車を購入するのに
修復歴がある車を選ぶ人は、ほとんどいませんから。

修理がしてある車は、
事故車専門の業者でなく、一般の車買取業者に売りましょう。
どこの業者でも通常通り査定してもらえます。

まとめ

●事故車は、事故をして自走ができず、修理をせずにそのままにしている車のこと。
この場合は、事故車買取専門店に売る。


●上記以外の車は、一般の買取専門店に売ったほうが高く売れる。
事故車買取については、事故車買取【事故車を高く売る方法】を読んでみましょう。


●修理をしていても車体のフレームや骨格部分を修理していなければ
修復歴がある車に含まれない。よって査定もマイナスされない。


●車体のフレームや骨格部分を修理していたら
修復歴のある車とされ、査定で大きなマイナス（２０％ダウン）になる。