輸入車　アバルト

●アバルト５００

2007年に復活を遂げた新世代のアバルトにとって、
フィアット５００は、格好の素材。
そこで腕によりをかけて仕上げられたのがアバルト５００。

レースカーのエモーションを持ち合わせながら、
経済的で信頼できるロードカーです。

「３１２A１」の型式を持つエンジンは、１．４リットルの
DOHC１６バルブ・インタークーラーターボで
最高出力１３５ps/５５００rpm。

最大トルクは、１８．４kg-m/４５００rpmですが
スポーツスイッチを使ったときには、
２１．０kg-m/３０００rpmに上がります。

これは、期待以上の性能であり、
さらに低燃費と二酸化炭素排出量の
低減を実現しています。

組み合わせられるトランスミッションは、５速MT。
ステアリングは、デュアルモード式電動パワーステアリングが
組み合わせられます。

１９５/４５R１６サイズのタイヤを標準装備し、
サスペンションも専用です。

ブレーキは、前後ディスクで前は、ベンチレーテッドです。

外観も前後バンパーを始め専用のデザイン。
リアには、クローム仕上げのデュアルエクゾーストパイプが覗きます。

インテリアもフラットボトム型レザーステアリングや
ヘッドレスト一体レザースポーツシート、
シフトアップインジケーター付き過給圧計の他、
アルミ製のシフトノブ、スポーツペダルなどを装備しています。

●アバルト500C

２０１０年１０月からフィアット500Cをベース車に
追加設定されたのがアバルト500Cです。

簡単に言うと今までのアバルト500をベースに、
ルーフを電動ソフトトップ化したオープンモデルです。
電動ルーフ自体はフィアット500Cと同じものです。

エンジン型式が「３１２A３」で
最大出力が１４０ps/５５００rpmとなっています。

さらにパドルシフトで変速を行う
ATモード付き５速シーケンシャルトランスミッションが
組み合わせられます。

ATシフトレバーのボタン化は、
フェラーリなどでは、よくありますが
このクラスとしては画期的です。

ギア比などは、アバルト５００と同じです。

他には、エクステリアでは、ソフトトップ同色の
大型リアスポイラーを装備、
ビコローレのボディ色が設定されています。

アバルト500より40万円高いが
電動ソフトトップ、2ペダルミッション、
若干のエクストラパワーが手に入ります。

●アバルトプントエヴォ

ベース車のプントエヴォは、５ドアですが
アバルトプントエヴォは、３ドアをベースとして
乗車定員は、４名となっています。

搭載エンジンは、９５５A８型で
１．４リットルの４気筒SOHCの１６バルブマルチエアターボです。

スペックは強力で最高出力が１６３ps/５５００rpm。
最大トルクは、２３．５kg-m/２２５０rpm。
スポーツスイッチ使用時は、２５．５kg-m/２５００rpm。
６速MTの組み合わせとなっています。

タイヤサイズは、２１５/４５R１７インチで、
ボディ同色のオーバーフェンダーも装備しています。

インテリアでは、専用JAEGER製メーターなどを装備。
TTCトルクトランスファーコントロールも搭載しています。

信号待ちなどの時に自動的にエンジンが停止し、
発進するための動作を感知すると
イグニッションスイッチを押さなくても
即座にエンジンを始動するアイドリングストップ機能が付いています。。